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★ROUND 0002

第55回 秋田県青年大会

8月5日(土)に、秋田テルサで、第55回秋田県青年大会がありました。僕は、10月の全国大会の練習になれば…と思い、参加しました。試合の緊張感、かけひき、雰囲気をリアルに体感したいと思いました。また、健常者と試合をすることで、自分の力を把握することができると思っていました。 

冷静に考えると、僕はこの大会で、一つも勝つことができないと思っていました。それは何も僕が弱きとか、そういうものでなく、卓球をやってきている人と、やはり実力差があります。(卓球を初めてする人と打ち合えば、勝てる自信はありますが…)この実力差は仕方のないこと。だけど、卓球を通して、お互いに響き合うことはできます。この大会で、同世代の人たちと打ち合うことで、新しい仲間ができるとイイなぁと思っていました。 

しかし、卓球の参加者は僕一人……とても寂しかったです。母もがっかりしていました。「あなたが卓球をしている姿を見たかった」と言っていました。参加者が僕一人なので、開会式のとき、種目「卓球 男子個人」で、<優勝>ということになり、表彰されました。賞状をもらってきました。 

 

 

この大会は、各市町村ごとに、総合優勝を競い合います。昨年の大会の総合優勝は秋田市で、開会式のとき、僕が優勝旗の返還を行いました。入場行進のとき、優勝旗を持って、行進しました。両手に優勝旗を持ち、とても重く感じました。僕が優勝旗を持って、行進できるとは、信じられませんでした。貴重な経験ができて、とても嬉しく思いました。 

また、高校のときの同級生と再会しました。彼は軟式野球に出場しました。彼の方から、声を掛けてくれました。彼と高校以来の再会でした。今、北都銀行に勤めているとのこと。こういう出会いって、イイですね。 

種目は、バスケットボール(男子),軟式野球,剣道,ボウリング,バレーボール(女子),卓球(男子個人),陸上競技の7種目がありました。この大会は、第50回記念全国青年大会秋田県予選を兼ねており、優勝したチーム・個人は全国大会に出場できます。僕は日程が合わなく、出場できませんが、秋田県選手団の健闘を祈っています。来年も大会に参加したいと思っています。できたら、来年は試合をしたいです…



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